先日、2月4日に合同講演会が行われました。 
合同講演会とは、心理カウンセラー養成講座の 
基礎コース、応用コース、インストラクターコース、 
ラボラトリーコースを受講してくださっている皆様が 
一同に会して学ぶ勉強会のことです。 
 
講師は、臨床心理士の西野敏夫先生。 
 
西野先生は、30年近く精神科に勤務されたあと、 
今は、「ひぃりんぐ工房とぽす」を主宰されています。 
 
おもしろかった  
 
いつも楽しい授業をしてくださいますが、 
今回も楽しく学ばせていただきました。 
テーマは、 
「カウンセラーはいらんことしない!」 というものです。 
 
私たちカウンセラーやカウンセラーを目指す人は、 
人を援助したいと思っているので、その思いが強すぎて、 
ややもすると、いらんおせっかいをやきがちです  
 
クライエントには自分の問題を解決する力が 
備わっているので、その力を発揮する邪魔をしかねない。 
 
誤解を恐れず、言うならば、 
役立たず、甲斐性なしのカウンセラーと 
クライエントに呆れられるぐらいのほうが、 
クライエントの力を引き延ばす可能性があるのです。 
 
無論、カウンセリングの理論、技法、経験を 
駆使した上での、 
 
「いらんことはしない!」 
 
なので、ことはそう簡単ではありませんが、 
考えさせられました。 
 
西野先生ありがとうございました。 |