コアカウンセリング支援協会(名古屋・荒畑)のスタッフです
うつ病は、「心の風邪」と言われます。
先日、NHKで、うつ病についての番組が放映されていました。
「心の風邪」という表現に、疑問を感じる患者さんが多いとのこと
確かに、心の風邪というと、
・誰でもかかる病気
・軽度で、すぐに良くなる
という印象があります。
実際にうつ病を患った方のお気持ちとしては、
「こんなに、苦しくて、つらいのに、
しかも、すぐに治らない病気なのに…」
と、健常者の方から誤解される…
と心配する患者様もいるとのこと。
今までは、精神疾患に対する偏見が強く、
うつ病は、一人で抱え込んで、重度になり、
自殺までに至るケースが多かった。
ただ、昨今の啓発活動を通じて、
「風邪」という身近な、気軽なといった意味での表現は、
早期発見、早期治療の面では、メリットがあったと思います。
ただ、今後は、
本当の意味でのうつ病の理解が必要なのでしょう。
うつ病は、心の風邪であるだけでなく、
・心の糖尿病 (治りにくい)
・心のガン (重度化すれば死ぬ病気)
である点も、伝えていく必要があるでしょう。
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