先日、夫が階段を踏み外し怪我をしました。
安静にということで、夫は、ソファーを陣取り、
じっとしています。
びっくりしたのは、私がなにかするとき、
いちいち聞いてくることです。
トイレに立っても、どこいくの？
洗面所にいても、何してるの？
なかでも、朝開口一番、今夜の食事なに？
と聞かれた時には、閉口しました。
定年退職した夫を濡れ落ち葉と表現するそうですが、
べっとりとまとわりつかれるうっとうしさを
実体験しています。
まいった、まいった。
しかし、改めて、有難いことだなぁ～と感謝しています。
今まで、どこへ行こうと、なにをしようと、
全部自分の意思で決められ、人に指図をされることも
全くなく、自由気ままにいられたことにです。
自分の好きにしてきたんだ。
好きにさせてもらえてたんだ。
この有難さを当たり前にしないようにしようと思います。
夫の足が治るまでのしばらくの時間、
さして、長くはないのかもしれません。
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