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2017 年始のご挨拶

宮崎理事長 2017/01/01
名古屋で信頼のある心理カウンセリング専門校
NPO法人コアカウンセリング支援協会

2017年の新春を迎え、
心からお慶び申し上げます。

昨年中は、ひとかたならぬ
ご支援、ご愛顧を賜り、厚くお礼申しあげます。


年始にどんなお話をしようかと思いながら、
頭に思い浮かんだ事が、

「計画された偶発性理論」という言葉です。

皆さんはご存知ですか?

ふつうは、成功しているプロ選手が話すように、
中長期の計画を立て、課題を実行することが大事なはずですが、

キャリア理論では、

「成功の可否の8割は偶然によって決定される」

という前提に基づいたものがあるんです。

 「計画された偶発性理論」は、
スタンフォード大学のクランボルツ先生の理論になります。

この理論の要点は、

・個人の成功キャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される

・その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップをしていくべき

となります。

確かに、今の時代、
未来を予想しても、みえないことばかりです。

アメリカ大統領選挙でさえ、多くの専門家が、
トランプ大統領の誕生を予期できていませんし・・

逆説的に、この理論が伝えたいことは、

未来や目的ばかりにとらわれないで、
今を大切に、一生懸命生きなさい。 
ではないでしょうか?

先ばかり見てると、
今起こっている幸運な偶然に気付かず、

成功をする人生を、
幸せになれる人生を見逃す結果に         

 
では、
今を一生懸命生きながら、
どうすれば、
予期しない成功する出来事を作り出せるのか?

グランボルツ先生は、
下記の行動指針が大事だと言っています。

(1)「好奇心」 ―― たえず新しい学習の機会を模索し続けること

(2)「持続性」 ―― 失敗に屈せず、努力し続けること

(3)「楽観性」 ―― 新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること

(4)「柔軟性」 ―― こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること

(5)「冒険心」 ―― 結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

(参考:『その幸運は偶然ではないんです!』
ジョン・D・クランボルツ、A.S.レヴィン著 花田光世ら訳 ダイヤモンド社 2005)

いつもでも若く生き生きして人生を歩んでいる方に
確かに多い行動様式だと感じます。

ただ、強引に、未来や目標はなしというのは、
それはそれで不完全な感じもします。

今は大切ですが、
未来イメージも持ったほうが良いかと思います。

ただ、5年後、10年後は予測不可能な時代ですから、
3年後ぐらいを目標に、未来を描くと良いですね。

皆様のご参考にしていただければ幸いです。

さて、
コアカウンセリング支援協会は
長い歴史を重ねていますが、
この理論からすれば、歴史にとらわれすぎず、
時代の変化とともに、
3年後あたりを見据えながら、
協会運営を頑張りたいと思います。

そして、 これからも、心のサポートに貢献すべく、
微力ながら精進する所存です。

本年も、引き続き、
温かいご支援を賜りますよう
末永く、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人コアカウンセリング支援協会
理事長 宮崎 勝博

 

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