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2回目成人式☆

宮崎理事長 2013/05/25
今日は、私の誕生日です
1973年生まれの私は40歳になりました。

友人からは、
「30代と違って40代は体にくるよ~」
「四十路になっちゃったんだね~」
「介護保険料払うんだね~」
と、揶揄される始末…。

誕生日は嬉しいけど、なんだか憂鬱…
そんな日々を過ごしていました。

しかし、5月に入り、あることを知りました。

「半分成人式」です。

これは、20歳ではなく、10歳の子どもたちのために
行う成人式で、小学校で最近行われている行事です。

半分成人式があるならば…
「2回目成人式」もありなのでは!?


つづく⇒



つづき⇒
実は、私は成人式は行っていません
正確に言えば、行きたいのに、行けなかったのです。

私は、大学受験に失敗し浪人しました。
1浪のときは、大学のレベルにこだわり、
合格した大学も入学せず、
親の反対を押し切り、勝手に2浪をしてしまいました。

自己肥大といいますか、
万能感といいますか、
逆に、自己肯定感の低さといいますか、
青年期の葛藤の中、
大学受験が自分の価値を決めると本気で思っていました。

でも、現実は、厳しかった。
2浪しても、なかなか成績も上がらず、
能力のなさを証明する日々。
「馬鹿なんだわ」と親の期待が幻滅に変わり、
自分も自信をなくしていきました。


気分転換に、家を出たり、
友人に会ってみても、

「いま、なにしてるの?」

この言葉に、
下を向いて、なにも言えない自分。

自分がなにものか?

自分には生きる価値はあるのか?

いや、なにもない人間なんだと思うようになりました。

成人式…本当は、旧友に再会し、
両親に祝ってもらい、笑顔で過ごす日だったのに…。
私は、ひとり、家でうずくまっていました。

あれから、20年が経ちました。

30代は、メンタル不調で仕事を失い、
結婚し築いた家庭までも失いかけましたが、
自分の心と向き合い、心理学に出会い、
自分のキャンパスに、
何度も、何度も色を重ねながら、
生きてきました。

自分がなにものかも答えれなかった青年が、

いま、

信頼できる妻に出会い、
愛する子どもに恵まれ、
円満な家庭を築き、
嫌いだった両親を感謝できる心を持ち、
仕事に遣り甲斐を感じ、
人生を自分らしく幸せを感じながら、過ごしています。

20歳の頃の自分が、
この未来を描けていたかというはあり得ない未来です。

人生を諦め、
人を信じず、
未来に絶望し、
自分を責めていた20年前の自分…。

そして、20年後の今日、
いまを必死に生きている自分がいます。

今日は、自分に、
「本当にがんばってきたね。」
と言ってあげたい…そんな心境でいます。

だからこそ、
単なる40歳の誕生日ではなく、
少しテンションをあげて、
「2回目の成人式」だと思って、
自分を祝ってあげたいと思っています


さて、なにをやろうかな?

ワクワクしている自分が楽しいです。
 

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